9月中旬になって、梅雨時期よりも天気の悪さを感じる日が多かったですね。
駅前が浸水するような事態になると、心配して下さるお電話を頂いたりして、痛み入ります。
どんな状況になっても、店が吹き飛んでもご予約がある限りは準備万端でお待ちしておりますので、ご安心ください。
湿度の高い夏。
僕自身もアイロンで毎日ストレートにセットをしていますが、外を歩くと汗もかいたりで、
朝しっかりやったのに一瞬で無意味に!!なーんてことありますよね。
特に髪の長い方は広がりやすくまとまらず、お困りの方も多いのでは?
今回はそんな湿度(湿気)と、髪の広がりについて掘り下げて行こうと思います。お付き合いください。
まず皆さん、髪は大きく分けて3種類で構成されているの、ご存知ですか?
どれもちょこざいな名前がついていて覚えづらいので、よく例えられる海苔巻きと一緒に理解していきましょう。
キューティクル⇒海苔
髪の内部を守る表皮です。CMなどで耳にしたこともある方も多いと思います。
コルテックス⇒ごはん
髪の大部分を構成しています。髪の硬さ、太さ、色等を決めています。
メデュラ⇒具
役割がわかっていない謎の部分。存在しない方もいますが、弾力性や潤いを保っているとも言われています。
ここで重要なのが≪キューティクル≫[海苔]の部分ですね。(僕は歯にくっつくのが嫌いなので敬遠しがちです。)
ハイダメージの髪の方は、表面の≪キューティクル≫が剥がれ落ちて存在しない場合がほとんどです。髪を守るものが無くなり内部組織がむき出しになって、危険な状態ですね。
海苔巻きで例えると、ボロボロの[海苔]が気持ち程度くっついてて、もはやいきなり[ごはん]です。これは美味しくない。
その状態が続くと内部構造の≪コルテックス≫[ごはん]までボロボロになり、
栄養が流出、乾燥し形状が保てなくなってきます。(海苔巻きとは呼べないなにかに。。。)
そんなボロボロの≪コルテックス≫に水分が入り膨張する為、髪が広がってしまうのです。
そう、原因はハイダメージによる髪内部の水分バランスの問題、ですね。
ダメージは、カラーパーマ、紫外線、ドライヤーブラッシングetcと要因は様々ですが、
乾燥⇒水分膨張の流れを断ち切ってあげることが大切です。
市販のシャンプー剤は洗浄力の強い化学物質を使っていることも多く、乾燥の原因になるため、オススメしません。
洗い流さないトリートメント等もしっかり付けてあげて、髪を外気から守ってあげるようにしましょう。
今年も残すところあと2ヶ月と少し。
季節の変動が大きく、髪や身体への負担も大きいですが、毎日のケアを習慣づけて、ご機嫌に乗り越えていけるといいですね!
ではまた。
TAKAKI